■2020/03/15(日) 石井誠治樹木医を囲む会
時間:10:00〜12:00
参加者:8人
上北沢の桜並木は代替わりの時期を迎え、毎年数本の植替えを行っています。
桜並木会議は、「会の活動目的」として以下の内容を掲げて15年が経過しました。この活動目的に関して、活動人員がそろっていた10年位は「桜並木通信」を発行しそれなりの活動を行ってきましたが、活動人員の高齢化と新しく活動に加わる人員の不足により、危機的な状況となっています。
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<桜並木会議の活動方針>
◆桜並木の維持保存のための活動を行います。
◆地域住民の声を広く集めるコミュニケーションの場の形成を行います。
◆桜並木の清掃活動や地域振興のための各種活動との連携を行います。
◆情報の発信を行います。
◆安全で住みやすい街、人と人との絆を大切にしていくための活動を行います。
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今回の会は、石井樹木医から「上北沢桜並木会議がこのままだと消滅しかねない。
次に繋げるために何とか協力したい」というお気持ちでの提案をいただきました。
石井樹木医から、桜の咲くのに合わせて早急に若い世代を集めて欲しいということで、何とかお二人の方が参加されこの会合を行いました。
桜並木会議のメンバーを含めて8人の会議となりました。
今後、「桜は葉桜も美しい」というテーマで、一般公募した人を対象に、現地の見学と解りやすい解説をお聞きするセミナーを行う予定です。
桜並木や区の掲示板に掲示し、一般の方の参加者を募ろうと思っています。

■2020/03/08(日) 桜並木の評価
時間:10:10〜11:20
例年の花芽観察会に代えて、「桜木の評価」の会ということで開催しました。
小雨が降り、寒い中、桜並木会議会員を含めて13人が参加しました。
その中には前年の花芽観察会に参加された小学生・中学生およびご父兄の方も参加され、石井樹木医の軽妙な説明と共に「評価の会」は行われました。
新型コロナウィルスが叫ばれる中でしたけれど、この会が開催できたことは皆様に感謝いたします。
石井樹木医も当初は「参加者は桜並木会議の会員だけで、小人数だろう」ということで、マイクを用意されていない状況でしたけれど、慌てて準備していただき、楽しい観察会となり、ほとんど「花芽観察会と同じ内容」となりました。
この結果については、後日このHPに掲載し、参加者の皆様にもご報告いたします。

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【観察結果】


画像左:桜の位置図、画像右:桜診断一覧
<画像をクリックすると別ウィンドウが開きます。>

■2020/02/13(木) 桜並木の新しい仲間が誕生しました
風雪に耐えた古い桜でしたが、環境に耐えられる力がなくなり倒木の危険性が高まった2本の桜の植え替えを行いました。
No30と37の位置にある桜です。
昨年10月に上部を伐採し、今年の2月に根元までとり(伐根)、12日に新しい桜を植えました。
樹種は、No30が「シロタエ」、No37が「オモイガワ」です。
「シロタエ」はNo40のところに植えていた樹種です(枯れてしまったので現在は「ジンダイアケボノ」)。
「オモイガワ」はこの桜並木で初めて植えた樹種です。

写真左:No30、写真中:No37、写真右:No37(植栽作業)

■2020/02/08(土) 花芽観察会に向けて
来る3月8日に開催予定の花芽観察会に向けて、昨年の参加者に対して出席のお誘いをお手紙で連絡しました。
また、いつものように桜並木等にポスターを10枚掲示しました。

なお、区の掲示板に貼るポスターは、ルールにより期間が限られるため2月27日頃に貼る予定です。

■2019/12/07(土) 桜並木の清掃
お知らせに示した通り、皆様のご協力により今期の落ち葉清掃は一応終了とします。
12月7日に福音寮の子供たちが清掃のお手伝をしていただきました。
写真はその時の様子です。
福音寮の職員の方、ご近所の皆さんもお手伝いいただいてきれいな並木道にしていただきました。

■2019/11/21(木) 桜並木の清掃
桜並木は落ち葉が目立ってきました。
町会の皆様、上北沢小学校の皆様、福音寮の皆様のご協力で、沿道の方々のお手伝いをしています。
清掃の日程は「お知らせ」に示したとおりです。
写真は11月21日に上北沢小学校の2年生にお手伝いしていただいたものです。
上北沢小学校の皆さんは、手袋とコンビニ袋を持ってきていただき、落ち葉を手で集めて袋に入れていただいています。
1年生から4年生が日を変えてお手伝いただいています。

■2019/10/28(月) 桜並木補修の立ち合い
桜並木の補修が始まりました。
補修の対象は、全体的なものですけれど、個別の対応は「お知らせ」に示した通り、以下の桜が対象です。
・新たに伐採し植え替える桜:No30(桜の種:シロタエ)、37(オモイガワ)
・すでに今年伐採しており、植え替える桜:No25(ジンダイアケボノ)、No40(ジンダイアケボノ)
・軽減剪定を行う桜:No1、13、19、20(高さも調整)、26、27、31、49(高さも調整)
・重点的に経過観察を行う桜:No9、36、45
昨日(29日)は、雨の中、伐採樹木であるNo30と37の処置をしています。。
No30の伐採断面をみると、中心の「材の部分」が傷んでいますけれど、No37の断面は見たところ非常にきれいでした。
No37は、「材の部分」はきれいですけれど、根元のところに多くのキノコが出ていることと、上部の枝張りが今にも折れそうになっている枝が多いことによって、根そのものが相当傷んでいるものと考えられます。
根元を掘り起こす、伐根時期に確かめたいと思います。

写真左:No30、写真右:No37

■2019/10/19(土) 自由広場が開催されました
時間:13:00〜16:00
場所:松沢病院芝生駐車場
今年は第28回目の自由広場です。
例年ですと将軍池公園が開催場所ですけれど、今年は松沢病院と共催となり、病院の駐車場が会場となりました。
松沢病院はこの地に移転してきてから100周年となり、地域の人々に溶け込んだ病院を目指しているところです。
当日の午前中は雨模様でしたけれど、昼には雨も上がり、陽も差す時間もありました。
自由広場としては、例年通りフリーマーケットとしてのお店が多く集まっていました。
松沢病院からもバンドの演奏等で舞台を盛り上げていました。
桜並木会議の会員の中では、区の選挙管理委員会「明るい選挙推進協議会」に参加している方、その他のボランティアに参加している方がおられました。

■2019/09/25(水) 資料提供で協力した月刊誌「東京人」が発売されています
月刊誌「東京人」9月号に上北沢の住宅地が紹介されました。
2013年に「上北沢住宅地の歴史とまちづくり」((一財)住宅生産振興財団)を発表した「越澤明さん」も同誌に「私鉄沿線開発の時代」というタイトルで執筆されています。
「東京人」は都市出版株式会社が発行元で、9月号は通巻415号になります。
http://www.toshishuppan.co.jp/index.html

「北沢分譲地」の紹介ページでは、以下のように紹介されています。
・この住宅地は中央の大通りに桜並木があり、その左右に4本ずつ伸びる道路の街区で分譲住宅地が形成されている
・世田谷区の住宅開発では、桜新町の住宅に次いで古く、京王沿線では最初の分譲地である
・この地は緑に恵まれ、利便性を伴いながら閑静な住宅地として人気が高く歩んできたものの、近年では区画の細分化、寿命を迎えた桜の更新、忘れられつつあるまちの歴史等々の課題も指摘されている
なお、写真等の一部に関して上北沢桜並木会議が協力して提供いたしました。
越澤明さんの「私鉄沿線開発の時代」では、大手私鉄の沿線開発の中で分譲地として住宅中心の開発を行った例があげられています。
・玉川電車(現在の田園都市線)の桜新町(世田谷区桜新町・深沢)
・目黒蒲田・東京横浜線(現在の東急東横線)の田園調布および日吉
・京王線の北沢駅(現在の上北沢駅)の上北沢
・小田急電鉄の成城学園(当初学園都市として、後に住宅地が分譲された)
・東武線の常盤台
・京成電鉄の千住緑町(後に開発は同潤会が行う)
・西部鉄道では文教都市として国立学園

■2019/09/14(土) 上北沢小学校の桜の成長を確認しました
桜の開花期に「よく咲いている」ことを確認していましたが、今回はグランドに入って木の成長を確認しました。
樹形は根元から2つの枝が出ていて、「形が良い」とは言えませんけれど、撮影した写真を見ていただければ判るように、元気に育っていることが確認できます。

■2019/07/23(火) 伐採した桜木を確認しました(No25)
22日に行われた精密診断で、倒木の危険が確認されたNo25の桜を伐採したのを確認しました。


■2019/07/22(月) 桜並木の精密診断に立ち会いました
時間:09:00〜11:30
この催しは公益社団法人日本建築家協会世田谷地域会が主催したものです。
区の委託で専門業者が精密診断を実施し、その状況を観察しました。
参加者:
・区 烏山公園管理事務所:3人
・診断業者:3人
・担当樹木医:1人
・桜並木会議:2人
上北沢の桜並木において実施された精密診断は今回で6回目です。
診断対象とした樹木は、去る3月3日に行われた花芽観察会における結果と、過去の診断結果に基づいて判断された13本です。
結果については報告書としてまとめられる予定ですので後日HPに掲載します。
以下の写真は精密診断作業中の状況です。